恋文



普段止まらないお喋りなんだけど

本当の事はこんな形でしか伝えられない

不器用な僕がいるんだ



「大好きだよ」

口にするのはちょっと苦手

身体でなんて・・・もっと苦手さ



無理難題ばかりごめんね

僕が健やかならいいのに

生まれつきどこもかしこも弱くて

特に弱い所は…(苦笑)

なんにせよ情けないよ



「愛してる」って言葉

信じてもいいかな

気難しい性格だから

半信半疑がなかなか拭えないんだ

「こんな僕なのに?」



動物に擦り込むみたいに

会う度に言ってよ

本当だったら

信じられるまでずっとずっと

色んな顔を見せながらずっと言いまくっててよ

僕には全てが可愛いんだ



殺されたい僕は封印したい

苦しくて悲しい分

絶対に笑いたいから





「だから。」